2025年1月20日、大阪高等裁判所は、亡くなった障害児の逸失利益(いっしつりえき)を健常者の全労働者平均賃金をもとに算出するという全国初の判決をだしました。 遺族らは「奇跡が起きた」と喜んでいるとのことです。...
ハンセン病の政策は「救民」という思想からでてきました。 「隔離」という施策も「救民」からでてきたといえます。 「外来治療でも、療養所からの退所でも世間の差別意識がある以上患者は苦しむので、患者にとって療養所が一番平安な場所」であると「救癩の父」といわれた光田健輔は、考えていたとのことです。...
最高裁は2016年4月25日、ハンセン病の患者を療養所で隔離したまま「特別法廷」として裁判を許可してきた問題について「誤った特別法廷の運用が差別を助長し」たとして、謝罪しました。...
2016年5月10日、衆議院厚生労働委員会でひらかれていた障害者総合支援法案をめぐる参考人質疑で、当初招致を予定されていたALS(筋萎縮性側索硬化症)の岡部宏生さんが「やりとりに時間がかかる」という理由で、与党から出席を拒否されたというニュースがながれました。...
わたしが「青い芝の会」の存在を知ったのは、本多勝一の「貧困なる精神」という本からです。 当時、わたしは小さな大学の社会福祉学科に在籍していて、在学生のなん割かは、いわゆる福祉の現場とつながっていました。ボランティアやアルバイト、あるいはサークル、クラブといったかたちで。...
かつおは、腐りやすいため、むかしから、おおくは煮たり、煮たものを干して、食べていました。 そのため、はやくから、その煮汁は、こくがあり、風味のよいことが知られていました。...
コロニー政策の失敗 1960年前後、障害のある人達を一か所にあつめ、終生そこで暮らすかたちの施設が多くの人達からのぞまれました。 そこでは手厚く介護、看護され、しあわせな人生が営まれるはずでした。...
コロニー建設の背景 小林提樹は障害児殺しについて石川達三、水上勉とつぎのような意見のやりとりをしています。...
小林提樹は婦人公論に掲載された「誌上裁判 奇形児は殺されるべきか」のなかで自分の立場をつぎのように説明しています。...
ベルギーで起こった、サリドマイドの赤ちゃん殺しをきっかけとした婦人公論の座談会「誌上裁判 奇形児は殺されるべきか」で、作家の水上勉は、障害のある人の中でも「社会にプラスすることができない場合は人の範疇に入らないのではないか」と述べています。 そして、戦後いち早く重症心身障害児の療育をはじめた小林提樹につぎのように問います。...