少子高齢化が世界で最も早くおとずれる日本において、わたしたちはこれまでとはちがう生活の形態、価値を模索しなければなりません。
それは、まったくあたらしいものではなく、もしかしたら過去に実現されていた社会のありようをわたしたちなりに作り直したものになるかもしれません。
もう少しささやかないい方をすれば弱い人が不幸にならない、そんな社会が望まれているのだと思います。
私たちは、そのモデルとなるような会社を目指していきます。
・ 自立した考え
困難なことがおこったときに自分自身が引き受ける姿勢をもちます。
人の痛みを思いやり、知る感受性をもちます。
自分のできることを知り、そこから向上することをめざします。
・ 他山の石
人を傷つけることば、貶めることばが蔓延するときに人間性の腐食がはじまります。自戒し、互いを認め合います。
・ 原点回帰
できるだけ装飾をさけ、ものの原点に近い質素なかたちを基本とします。
・ 温故知新
そのものの源流をたどり知ることによって、今のかたちのありようを理解するようにこころがけます。
だれもが力をもたない赤子として生まれ、だれかを支え、だれかに支えられて、やがて力の衰えた老人になっていきます。
人が人としていきていけるのは、人との関係をとおしてだけであり、しあわせはそのなかにしかありません。
・わたしたちは、ときにささえ、ときにささえられるものとして、たがいのことを認め、だれにも権利を侵されることのない社会をめざします。
・地域社会の成員として、地域に根づいた活動をおこなっていきます。