新しい年度がはじまり、一ヶ月がたちました。
2012年に会社をたちあげ、13年に就労支援センターあんずを開所しました。その翌年、14年には就労継続支援B型の指定を受け多機能事業所になりました。そして、今年は新しい場所に引越をします。毎年、なにかしらあたらしいことをはじめていたわけですが、こんどの場所は今後の拠点としてかんがえており、腰をすえて事業をすすめていこうとおもっています。
そのうえで今年度の方向をいくつかしるしていきたいと思います。
ひとつは作業の種類を増やすことです。軽作業は2ヶ所、コンピュータ部門では1ヶ所の事業所から作業を受注していますが、あと数社取引先を増やそうとおもっています。生産量が増え、余力ができたためで、これをなんとかして工賃向上に結びつけていきたいとかんがえています。
それから、私達職員がもっと資質向上を目指すことです。
福祉職というのは、専門職であり総合職です。いわばなんでも屋さんなのですが、それだけにどこからどこまでといった職務の範囲をきめにくいところがあります。それゆえ、主体的に考え、判断し、動くということが非常に重要になります。むずかしいことなのですが、この主体的に動くことができるように仕組みを作り、研修し、話し合っていきたいとおもいます。
・この4月から大阪府立枚方支援学校、むらの高等支援学校が開校しました。
この両校は村野中学校跡の同一敷地内に建設された学校です。枚方支援学校は従来の支援学校ですが、むらの高等支援学校は試験による選抜によって入学する支援学校です。大阪府内では4校目になります。
・4月にはいると、近隣の支援学校の進路担当の先生が訪問してくれます。
今年も交野支援学校、寝屋川支援学校、枚方支援学校、むらの高等支援学校の先生方がご挨拶に見えられました。
・この春、高等部を卒業した4名の若者たちがが4月から本格的に利用をはじめました。
・4月はなんやかやと書類をつくって役所や関係各機関に出すことが多いのですが、今年は新しい場所に移ることもあり、事務量がぐっと増えました。
これまでになんどか作成した書類なものの、以前作った時から月日がたっているため忘れていることが多く、結局最初から作り直しといったことを繰り返しています。
・その引越ですが、4月末のぎりぎりの段階で内装工事が間にあわないと建設会社から連絡がありました。
すべてのスケジュールを4月末に合わせていたので「はい、そうですか」と簡単にうなずくこともできず、調整にたいへん苦労しました。
みなさまにはご迷惑をお掛けしました。
やっと5月18日(月)引っ越すことができます。