8月の出来事

・ 長年、一緒にやってきたKさんが8月末をもって、退所されました。お父さんの故郷である宮崎県に引っ越すためです。

 Kさんとは2009年2月からのつきあいでした。就労支援センターあんずにいる何人かの人もこの頃に知り合いました。おしゃべりでよくわらうひとです。

 たくさんの思い出がありますが、あんずに来てからの彼女の変化にはとくに感慨深いものがありました。なかなか伝えにくのですが、ひとことでいうと、おねえさんになったなあといったものです。

 つい、自分が、自分が、とオモテに出てしまうところがあったのですが、人のことをよくみて尊重する姿勢が目立つようになりました。また、人のいうことをしっかりと聞き、自分からいいところを伸ばそうとし、変わろうとしました。手芸では得意のビーズの作品をたくさんつくってみんなを引っ張っていってくれました。そんな彼女の姿勢はみんなにいい影響をあたえてくれました。

 大阪からは陸路で900キロほどあるので、簡単に行き来はできないですが、また、遊びに来て元気な姿を見せてほしいものです。


・ この夏は、よく雨が振りました。例年に比べ土砂災害も多かったようにおもいます。

 8月のはじめには台風が本州を直撃して枚方も激しい風雨にさらされました。就労支援センターあんずの前の道路も冠水し、あと少し雨量が増えればまた浸水するところでした。幸い、その後水は引いていき、事なきを得ました。


・ 実習生もたくさん来ましたが、見学者も多く来られました。

 学校の先生が生徒の様子を見に来るついでに事業所のことをきいていったり、他事業所、個人の方も来られました。


・ あべのハルカスで開催された第2回振興センター祭を見にいきました。大阪府社会福祉協議会が中心となって開催する即売会です。

 たくさんの事業所が参加していて、商品の内容なども参考になりました。私たちも出店できればと思っています。

実習生

 7月下旬から8月にかけて交野支援学校、四條畷校、寝屋川支援学校、一般の方の実習生が多く来られました。総勢10名の方があんずで実習を受けました。 

 支援学校の卒業生の進路先は認定調査をうけて福祉サービスの生活介護にいくか、就労移行支援、就労継続支援A型、あるいはは一般就労のいずれかになります。

 期限のない就労継続支援B型を希望すると、まず就労移行支援事業でアセスメントを受けなければなりません。行政は基本的に卒業後の窓口を就労移行支援事業に一本化し、そこから社会に出ていくという道すじ考えているからです。

 一般企業への就職を希望していなくても、就労移行支援事業へいかなければならないのというは負担が大きいため、高校在学中に就労移行事業所に実習に行くという制度ができました。あんずで実習をしている高校2年生はみんなその制度を使ってきています。

 3年生の生徒は、進路選択の一つとしてあんずを考えています。実際に一週間をあんずで体験してみて、それを基礎に他の事業所とくらべて卒業後の行き先を決めようとしている人たちです。一般の人が実習する理由はさまざまですが、いずれにしてもあんずを行き先と考えている人たちです。これらの人たちが多い時は4名の実習が重なり、手狭な中、楽しく作業をしていきました。

 実習生が来ると、利用者の活気も違います。朝礼のあとの掃除からそのやり方を実習生に教えます。作業手順もあまり職員は口出しせず、みんなに教えてもらいます。うまく教えられてもなかなかうまくいかなくても、教える方は教える難しさと楽しさを体験しています。

 自分も初めての時は緊張したからと、実習生に優しく接する人もいますし、積極的に会話をしにいく人もいます。人を気遣いながらやっているときのほうが円滑になって作業効率も上がるようです。